MINOLTAのα-7が壊れました。撮影していたら突然エラー表示が出てシャッターを切れなくなりました。電源を入れ直すとシャッターが切れるようになるのですが1コマ撮るとまたエラーで撮れなくなります。カメラをリセットしてもレンズを変えてもエラーが出ます。いろいろと設定を変えながらシャッターを切ってわかったことは、絞り開放ではエラーが起きずに撮り続けられるということでした。どうも絞りの制御の部分が壊れてしまったようです。α-7は銀塩一眼レフカメラなので、ファインダーを覗いているときは絞り開放の像が見ていて、シャッターボタンを押すと絞り開放の状態から絞りバネが動いてシャッターが動きます。おそらく絞りバネを動かすカメラボディ側の部分が壊れてしまったのだと思います。絞り開放だと絞りバネを動かす必要がないのでエラーとならないのです。
MINOLTA α-7にSONY Planar T* 50mm F1.4 ZA SSMをつけた状態。2013年発売のデジタル一眼レフ向けレンズを2000年発売のフィルムカメラに装着していますが、さまになっています。この組み合わせで撮っているときにエラーが出始めました。フィルムカメラにデジタルカメラ時代のレンズをつけたのが良くなかったのでしょうか。
清澄庭園です。ここで写真を撮っているときにエラーになりました。このコマはエラーとなる前なので問題なく撮れています。
鴨が着水するところ。
橋の上に並んでいます。
このコマまでがエラーなく撮れた写真です。
以下、3コマがエラーが出た時の写真です。
設定した絞りにならずに開放で撮れているため明るいです。明るすぎると褪色したような写真になるようです。撮っている時は何が問題だったのかわからなかったため、電源切り入りを繰り返して撮影を続けました。
この写真も明るいですがまだ許容範囲でしょうか。
この写真が最後のコマです。絞りを動かせないカメラに高価なフィルムを入れて撮るのはなかなか厳しいので、これがMINOLTA α-7で撮った最後の写真になるかもしれません。