アルファ・プラスアルファ

デジタルカメラ(α7C II, α7R IV, α900, etc)とフィルムカメラで撮ってます

多摩川沿いの桜, TC-1

TC-1, Portra 160

フィルムで撮った今年の桜です。多摩川沿いのガス橋と丸子橋の間の桜並木を撮りました。散り始めていましたが、桜は毎年フィルムでも撮っているので今年も撮ろうと出かけました。

 

TC-1, Portra 160

ここ数年、写真屋さんで現像のみをしていただき、カメラとマクロレンズニコンのスライドコピーアダプター ES-1を使ってフィルムをデジタル化しています。フィルム1本(Portra 160)と現像代あわせて3000円弱ほどになります。36枚撮りなので一コマあたりのコストは約80円です。

 

TC-1, Portra 160

デジタルカメラに比べると圧倒的にランニングコストと手間がかかりますが、その分、被写体を選んでシャッターを押すまでに時間がかかり、一コマずつデジタル化するにも時間がかかるので、デジカメで撮った写真に比べて記憶に残ります。

 

TC-1, Portra 160

フィルムをデジタル化するときは、デジカメでスキャンし、写っている範囲をトリミングして、ネガからポジに反転させて、最後にほこりの除去を行います。この過程も意外に楽しく、特にネガポジ反転で色がつく瞬間はなかなか面白いです。

 

TC-1, Portra 160

この写真はTC-1の最短撮影距離(45cm)で撮ったものです。近くのものはピントが後ろにぬけて失敗しやすいですが上手く撮れました。

 

TC-1, Portra 160

フィルムの値上げが何回かされましたが最近は落ち着いているようです。PentaxやRolleiから新しいフィルムカメラが発売されるようなのでフィルムも一定数の需要はあるようですね。

 

TC-1, Portra 160

フィルムカメラでの撮影もまだまだ定常運転です。