アルファ・プラスアルファ

デジタルカメラ(α7C II, α7R IV, α900, etc)とフィルムカメラで撮ってます

FE 40mm F2.5 G のフード

α7C IIとFE 40mm F2.5 Gの組み合わせは、小型軽量、オートフォーカス秀逸、絞り環があり使い勝手もよく、どの絞り値でも画質が高くて素晴らしいですが、なんかいまいち魅力に欠けるところがあります。それはたぶん付属のフジツボ型フードのせいではないかと思います(上の写真)。そこでフードを換えてみました。購入したのはFE 24mm F2.8 G用のフード(ALC-SH165)です。

 

FE 24mm F2.8 G用フードに付け替えた姿。見た目が良くなりました。逆光耐性は悪くなるでしょうがほとんど逆光の写真は撮らないし、フードをつける理由はレンズ保護がメインなのでこのフードでよいです。それよりも外観が重要です。このフードは逆さまにしてレンズにはめることもできるのでカバンの収まりもほんの少しですがよくなりました。

 

以下、新しいフードで撮った写真。

 

α7C II, FE 40mm F2.5 G

 

α7C II, FE 40mm F2.5 G

 

α7C II, FE 40mm F2.5 G

 

α7C II, FE 40mm F2.5 G

 

 

 

α7C II, FE 40mm F2.5 G

 

α7C II, FE 40mm F2.5 G

 

α7C II, FE 40mm F2.5 G

 

α7C II, FE 40mm F2.5 G

 

α7C II, FE 40mm F2.5 G

フードを換えたことで、いつもよりテンションを上げて撮ることができたかな。

夜桜, α7C II, APO-LANTHAR 50mm F2

α7C II, APO-LANTHAR 50mm F2

仕事帰りに夜桜を撮ろうとカメラを構えていたら雨が降ってきた。せっかくなので傘をさしている人をいれてみた。

 

α7C II, APO-LANTHAR 50mm F2

曇りの日の日中に桜を撮ると背景も白っぽくなりがちであまり桜が映えないですが、夜桜は天気はあまり関係ない。

 

α7C II, APO-LANTHAR 50mm F2

街頭の光で照らし出されている桜を撮るのもよい。

 

α7C II, APO-LANTHAR 50mm F2

ピンクのライトが当たっている桜。こちらはちょっと派手すぎかな。

 

α7C II, APO-LANTHAR 50mm F2

 

α7C II, APO-LANTHAR 50mm F2

 

今回使用したカメラとレンズ。α7C IIとAPO-LANTHAR 50mm F2はデザイン的にも操作性的にもマッチしていると思う。

日本橋の桜, GM5

GM5, LEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7 ASPH.

今から113年前の1911年4月3日に現在の石造の日本橋が架け替えられたそうです。それまでは浮世絵などで描かれている木製の橋でした。日本橋が最初に架けられたのは1603年だそうです。首都高が歴史ある橋を覆っている様は、なんだか高度経済成長期のがむしゃらさを物語っているようにも思えます。この日本橋地区の首都高も地下化されるので、日本橋プラス首都高の景色もあと10数年で見納めです。

 

GM5, LEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7 ASPH.

写真は昨日(4月2日)のものです。

 

GM5, LEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7 ASPH.

 

GM5, LEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7 ASPH.

 

GM5, LEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7 ASPH.

今年は桜が咲くのが遅くまだ3分咲きといったところです。

α-7700i

ミノルタα-7が壊れてしまったので、その代わりのAマウントフィルムカメラとしてα-7700iを購入しました。α-7700iはあのα-7000の後継機として登場した第二世代αシリーズのカメラ(1988年発売)です。α-7000からの主な機能アップは、オートフォーカスの動体予測制御、インテリジェントカードシステム、多分割測光、シャッタースピードの最高速向上(1/4000秒)などです。

 

基本仕様:

名称:α-7700i

型式:35mm AE一眼レフオートフォーカスカメラ
シャッター:縦走りフォーカルプレーンシャッター

シャッタースピード:B, 30 ~ 1/4000秒

連続撮影:3コマ/秒
ファインダー倍率:0.84倍

視野率:92% x 94%
フォーカスポイント:3点
マウント:ミノルタAマウント
重量:590 g
サイズ:153 x 93 x 57 (W x H x D)
発売日:1988年

 

ミノルタ自慢のアキュートマットのファインダーは見やすいです。ファインダー倍率も0.84倍と高く被写体が大きく見えます。フォーカスポイントは中央、左、右の3点です。α-7はピントがあったときにフォーカスポイントの色が赤に変わることでピントが合ったことを教えてくれますが、α-7700iではファインダー下の緑色のLEDが点灯、もしくは音で教えてくれます。このあたりの機能はコンパクトフィルムカメラと同じでまだまだという感じがします。

 

絞りやシャッタースピードの変更、モード切り替えを行うレバーがシャッターボタンの下にあります。これを右、左へ動かすことで絞りやシャッタースピードを変更できます。今のカメラの前ダイヤルに相当します。後ろダイヤルに相当するレバーはありません。マニュアル(M)モードでは絞りとシャッタースピードの2つの変更をしますが、レバーは一つしかないので、絞りかシャッタースピードの選択をレンズ付け根にあるボタンで行います。モード(A, S, M)の変更はMODEボタンを押しながらレバーを操作します。なぜかプログラム(P)モードだけは専用のボタン(Pボタン)があり、それを押せばPモードになります。左手でボタン押し、右手でレバー操作という扱い方です。

 

α7700i, MINOLTA AF 35mm F2, SUPERIA PREMIUM 400

α-7700iを選んだのはその独特のデザインが気に入ったからです。特にグリップのデザインが変わっていると思います。グリップの肩についている液晶は傾斜しており、かつ少し右斜に曲がって配置されています。こういう微妙な液晶の配置は見たことがないです。

 

α7700i, MINOLTA AF 35mm F2, SUPERIA PREMIUM 400

オートフォーカスのスピードは今のカメラに比べるとほんの少しワンテンポ遅いなと思うことはありますが実用上問題ない速さです。ミラーレス初期のコントラストAFの方がずっと遅いです。

 

α7700i, MINOLTA AF 35mm F2, SUPERIA PREMIUM 400

このカメラから動体予測制御が導入されたらしいですが、コンティニュアス・オートフォーカス(AF-C)とシングル・オートフォーカス(AF-S)の項目はなく、カメラの挙動から判断するに、すべてAF-Sで動いているような感じです。この時代の動体予測制御ってなんだろう?

 

α-7700i, MINOLTA AF 35mm F2, SUPERIA PREMIUM 400

使い方さえ覚えてしまえば、今のカメラとほとんど同じような感覚で撮影できます。難しいところは特にありません。ミノルタ黄金期のカメラでずいぶん売れたようです。

 

α7700i, MINOLTA AF 35mm F2, SUPERIA PREMIUM 400

私が購入したα-7700iは4000円でした。電池も付属していたのでお買い得でした。完動品のα-7は一万円以上するのでそれに比べるとだいぶ安いです。

 

α7700i, MINOLTA AF 35mm F2, SUPERIA PREMIUM 400

Aマウントカメラは稼働部が多く壊れやすいと思います。モーターを使用している箇所は、ミラーアップ、フィルムの巻上げ、巻き戻し、オートフォーカス、絞りと考えられるだけで5箇所あります。それからプラスチック製のボディが多く経年劣化でボロボロになりやすいです。安いからといってネットオークションやフリマで「完動品」と書かれたものを買ってもまともに動かないものが送られてきたりします。過去2回失敗しました。カメラ屋で買うのが安心です。

 

α7700i, MINOLTA AF 35mm F2, SUPERIA PREMIUM 400

 

α7700i, MINOLTA AF 35mm F2, SUPERIA PREMIUM 400

 

α7700i, MINOLTA AF 35mm F2, SUPERIA PREMIUM 400

フィルム2個分撮影したところ、ピントが抜けていたり露出がおかしい写真は一つもありませんでした。36年前のプラスチックカメラなのでボディの耐久性はちょっと怪しいですが、機能的には全く問題なく信頼して使っていけそうなカメラです。

グランスタ, GM5, LUMIX G 42.5mm/F1.7

GM5, LUMIX G 42.5mm/F1.7

いつも東京駅の外観を撮っているのでたまには駅ナカの写真を撮ることにしました。JRの改札内のグランスタ(地下)です。この時(2024年1月)は沖縄の催事が行われていました。

 

GM5, LUMIX G 42.5mm/F1.7

円筒の入れ物が並んでいるので紅茶屋かと思いましたが洋菓子屋でした。

 

GM5, LUMIX G 42.5mm/F1.7

グランスタ中心部の天井には円状の案内板があります。

 

GM5, LUMIX G 42.5mm/F1.7

 

GM5, LUMIX G 42.5mm/F1.7

恐竜のねぶた?

 

GM5, LUMIX G 42.5mm/F1.7

トイレの案内がスタイリッシュ。

 

GM5, LUMIX G 42.5mm/F1.7

いくつか絵が飾られていて、絵に添えられた文章の内容はお店の案内?

 

GM5, LUMIX G 42.5mm/F1.7

ピエール エルメのマカロン

 

GM5, LUMIX G 42.5mm/F1.7

ラスクで有名なガトー フェスタ ハラダ

 

あえて訪れないと全く行くことのない駅ナカですが、たまには意識的に目を向けてみると面白いものがあったりするのかもと思いました。

S Nokton 50mm F1.5 Aspherical

ニコンSマウント用のレンズ Voigtlander S Nokton 50mm F1.5 Asphericalについてです。Nikon S2用のレンズはNikkor-S.C 5cm F1.4しか持っておらず、せっかくレンズ交換できるのに1本しかないのはさびしいので、もう一つレンズを増やそうと思いました。Nikon S2は焦点距離50mm用の画角のブライトフレームしかないので、50mm以外のレンズだと外付けファインダーでフレーミングするのも必要があって面倒です。使用頻度の高いレンズは50mmなので、結局、50mmをもう一つ買うことにしました。選んだのはコシナのVoigtlander S Nokton 50mm F1.5 Asphericalでした。

 

Nikon S2, S Nokton 50mm F1.5 Aspherical, ColorPlus 200

S Nokton 50mm F1.5 Asphericalの発売は2003年です。レンズ構成は5群6枚でカメラに最も近い非球面レンズで収差を補正する設計となっています。最短撮影距離は0.9メートルでレンジファインダー用のカメラとしては一般的です。絞りは10枚羽で円形絞りではなく多角形(10角形)となります。S Noktonの"S"はSマウント用という意味です。

Mマウント用に同じレンズ構成のNokton 50mm F1.5 Aspherical VMがあります。そのMマウント用のレンズはさらに改良されNokton Vintage Line 50mm F1.5 Aspherical IIという2代目が販売されています。

 

Nikon S2, S Nokton 50mm F1.5 Aspherical, ColorPlus 200

ニコンSマウントのレンズ接続部分は2つあって、ピント調節用ヘリコイドがレンズ本体にないレンズは、カメラ側のヘリコイド部分に接続するようになっていて、その部分を内爪といいます。一方、ピント調節用のヘリコイドがついているレンズは内爪の外側にある部分に取り付けるようになっていて、その部分を外爪と呼びます。S Nokton 50mm F1.5 Asphericalは外爪用のレンズです。

 

Nikon S2, S Nokton 50mm F1.5 Aspherical, ColorPlus 200

写りは破綻なくしっかりしている印象です。

 

Nikon S2, S Nokton 50mm F1.5 Aspherical, ColorPlus 200

S Nokton 50mm F1.5 Asphericalをα7R IVにもつけて簡単に描写を見ました。開放F1.5では色収差があり1段絞ったF2でも色付きがみられました。中心の解像度は開放だとちょっとあまく、2段絞ったF2.8で解像するようになります。周辺の解像度は開放ではかなりあまく、しっかり解像させるにはF5.6以上に絞る必要があります。

 

Nikon S2, S Nokton 50mm F1.5 Aspherical, ColorPlus 200

逆光時の写真。コントラストが落ちて、少しゴーストが発生しています。2003年のレンズなので最新のレンズと比べると逆光には弱いです。

 

Nikon S2, S Nokton 50mm F1.5 Aspherical, ColorPlus 200

近接撮影はあまり得意ではない感じです。ボケは悪くないです。

 

Nikon S2, S Nokton 50mm F1.5 Aspherical, ColorPlus 200

 

Nikon S2, S Nokton 50mm F1.5 Aspherical, ColorPlus 200

大手町のキッチンカー。

 

Nikon S2, S Nokton 50mm F1.5 Aspherical, ColorPlus 200

川沿いでタバコを吸っている男性。様になっている。

 

最後に玉ボケについて。

α7R IV, S Nokton 50mm F1.5 Aspherical

年輪ボケが目立ち、ボケの中に泡立ちもあります。周辺に行くと玉ボケの形がレモン状になっていきます。

 

α7R IV, S Nokton 50mm F1.5 Aspherical

絞ると玉ボケの形が10角形になります。上の写真は2段絞ってF2.8にしたときです。口径食がなくなって周辺のボケもレモン型に欠けなくなりますが、ボケが全て10角形となります。

 

2003年製造なので非球面レンズの性能が今ほど高くなく玉ボケの質にまでこだわっていない時代だったからでしょう。イルミネーション等を撮るには向いていないレンズです。この時代の他のコシナ製のレンズにも言えますが、ボケにこだわるなら非球面レンズを使用していないレンズ(例えばC Sonnar T* 1.5/50 ZM)を選択したほうがよいです。

お台場ユニコーンガンダム, α900

α900, MINOLTA AF 35mm F2

ユニコーンガンダムです。2017年までは初代ガンダムRX-78-2)がありましたが、それにかわりユニコーンガンダムになりました。夜になると変形してデストロイモードになるようですが、夜に台場に行くことがないので見たことはないです。

 

α900, MINOLTA AF 35mm F2

後ろから見たところ。足は設定より太く作っているそうです。

 

α900, MINOLTA AF 35mm F2

お台場はイベントがないと人が少ないです。

 

α900, MINOLTA AF 35mm F2

 

α900, MINOLTA AF 35mm F2

突然、明治のキャンディー「チェルシー」の販売終了が告知されました。定番商品だと思っていたけれどあまり売れていなかったのか。ちょっと残念です。家にある最後のチェルシーを味わっていただこう。