前回に続き、GXRとRICOH LENS A16 24-85mm F3.5-5.5で撮った写真を載せます。2012年の写真です。
私が初めて購入したデジタルカメラはリコーのCaplio GX(2004年)でした。それから、GR digitalやGR digital III、GXRを使ってきましたが、このRICOH LENS A16 24-85mm F3.5-5.5を最後にリコーのカメラ/レンズを新品で購入していません。
再びリコーの新しいカメラを使ってみたくなりましたが、GR IIIは生産停止中で売っていません。中古市場は高騰してGR IIIは数年前の2倍近い値段になっています。さすがに5年前に発売した中古のカメラに払う金額ではないと思います。そろそろ新しいGR(GR IVかな)が出て欲しいです。
RICOH LENS A16 24-85mm F3.5-5.5は手ぶれ補正が付いていないので、望遠側で撮る時はブレに注意する必要があります。上の写真は望遠端85mmで撮ったもので、シャッタースピードは1/170秒でした。このくらいのシャッタースピードを確保しておくと安心です。
こちらも望遠端85mmで撮った写真です。シャッタースピードは1/50秒ですが、ブレていないです。レンズシャッターなのでシャッターを切るときの振動が少なく、また鏡筒が大きく左手で支えやすいので、ちゃんと構えれば1/50秒でも余裕で止まります。
望遠端は歪みはほぼありませんが、中間の焦点距離に比べるとちょっとだけ解像度が落ちる感じです。
広角端の24mmで撮った写真です。Lightroomでレンズ補正しています。補正しないと樽状に歪みます。今でこそ、電子補正できるから、多少光学的な歪みがあっても小さく軽くしてくれたほうが良いという意見も多いと思いますが、この頃はなんでこんなに歪んでいるんだと批判されていた記憶があります。実際、今はこのレンズより歪みの大きなレンズはたくさんあると思います。
35mmで撮った写真。暗い部分も諧調が十分残っています。
「GXR A16 その3」につづく。