アルファ・プラスアルファ

デジタルカメラ(α7C II, α7R IV, α900, etc)とフィルムカメラで撮ってます

Minoltina-P

S0106640

Minoltina-PはMinoltina-Sと同じ1964年発売の機械式マニュアルカメラで、Minoltina-Sの弟分的なカメラです。ピント合わせはMinoltina-Sと違って目測もしくは軍幹部にある針が大体の距離感(ポートレート、集合写真、遠景)を示すので、それを頼りにピントを合わせるゾーンフォーカス的な方法になります。レンズは38mm F2.8とMinoltina-Sの40mm F1.8より1段以上暗いですが、その分カメラのサイズが一回り小さくなり、重量も430gと軽くなっています。露出系はセレン光式でMinoltina-Sと同じです。

上の写真のMinoltina-PはMinoltina-Sを購入したときにおまけでついてきたカメラで、レンズの部分のビスが一本抜けていて、まともにピント合わせができないジャンク品でした。無限遠ならなんとか撮れるのではないかと撮影したのが次の写真です。フィルムはFUJICOLOR 100です。古いカメラのせいかジャンクのせいか色のりがかなり薄めになりましたが、このMinoltina-Pのセレン光露出計も適切に動作しました。

S0106746

S0106734

S0106750