MINOLTA New SR-1です。このカメラはジャンクでした。送料込みで1,400円。シャッターは問題なかったのですが、ファインダーがとにかく汚く、マイクロプリズムでのピント合わせがしずらい状態だったので分解して綺麗にしようと試みました。トップカバーを外し、接眼部のレンズとスクリーンを掃除しましたが、残念ながらほんの少ししか見やすくなりませんでした。
New SR-1はミノルタの最初の一眼レフカメラSR-1を小型化し、改良したカメラです(ミノルタ初の一眼レフはSR-2とSR-1でどちらも1958年発売。SR-1はSR-2をスペックダウンした普及モデル)。New SR-1の簡単な仕様は下記です。
- シャッタースピード 1~1/500秒, B
- 機械式横走行布幕シャッター
- サイズ 145 X 88.5 x 45.5 mm (W x H x D)
- 重量 605グラム(実測)
- 発売日 1965年5月
コンパクトで直線を多用したデザインでペンタ部もすっきりしており、MINOLTA SRシリーズの中では一番好きなデザインです。
New SR-1で撮った神代植物公園の写真を載せます。撮影したのは去年の秋です。
ダリア
温室の前
バラ。もう少し寄れたと思いますがピントが掴みづらかったのでこの位置で撮影。後ろボケは悪くない。
温室をバックにバラ園の噴水を撮影。
バラ園の脇の藤棚の下。
MC ROKKOR-PG 50mm F1.4(1973年発売)は古いレンズなので逆光には弱いです。ゴーストとフレアが出ています。
木々の間から淡く光が漏れている感じがよいです。
私の購入したNew SR-1はファインダーが汚れていてピント合わせがしづらく、シャッタースピードも1/500までしかなく露出計もないので、総じて使い勝手は良くないですが、MC ROKKOR-PG 50mm F1.4の性能が高いので、結構綺麗な写真が撮れました。