アルファ・プラスアルファ

デジタルカメラ(α7C II, α7R IV, α900, etc)とフィルムカメラで撮ってます

浄瑠璃寺 2009年

D90, AF-S DX NIKKOR 18-105mm f/3.5-5.6G ED VR

九品仏の他に九体の阿弥陀像があるお寺は京都の浄瑠璃寺と聞き、そういえば昔、浄瑠璃寺に行ったことを思い出しました。15年前の2009年の春でした。浄瑠璃寺京都府の最南端にある木津川市にあります。山の中にあるため交通の便がよくなく基本的には車で行くところです。1047年創建、歴史あるお寺で建物や仏像が国宝となっています。

 

写真はその時の記憶をよりはっきり呼び起こすトリガーのようなものだと思います。

浄瑠璃寺に行ったときは、確かNikon D90を持って行ったなと思い出し、ストレージから写真を探したところすぐに見つかりました。そして、その時の写真を見ることで、それがトリガーとなって、誰とどのようにその場所に行って何をしたのかをより鮮明に思い出すこができました。写真は自分の記憶という書物の目次みたいなもので、それによって詳細な記憶を引き出してくれます。

D90, AF-S DX NIKKOR 18-105mm f/3.5-5.6G ED VR

こちらが本堂です。この中に九体の阿弥陀像が安置されています。

 

この時使用したNikon D90は私が初めて買ったデジタル一眼レフカメラで、動画撮影機能が搭載された世界初の一眼レフカメラでした(ほとんど動画機能はつかいませんでしたが)。またファインダーを覗かずに背面液晶に画像を表示させて写真を撮れる、ライブビュー撮影にも対応したカメラでした。当時のデジタル一眼レフとしてはコンパクトな筐体に最新の機能が詰まった良いカメラでした。

 

D90, AF-S DX NIKKOR 18-105mm f/3.5-5.6G ED VR

三重塔。池をはさんで本堂と反対側にあります。

 

D90, AF-S DX NIKKOR 18-105mm f/3.5-5.6G ED VR

桜(桃かもしれない)が咲いていました。

 

D90, AF-S DX NIKKOR 18-105mm f/3.5-5.6G ED VR

お寺の入り口付近にあるお休み処。

 

D90, AF-S DX NIKKOR 18-105mm f/3.5-5.6G ED VR

農具のそばでお昼寝していた猫。ほかにも何匹か猫がいました。猫がいるのも九品仏と似ていますね。