15年前の8月に立山黒部アルペンルートに行きました。持って行ったカメラはGR DIGITAL、私にとって2つ目のデジタルカメラでした。センサーは800画素の1/1.8型CCD、レンズは35mm換算28mm F2.4です。
当時、コンデジといえばズームレンズが付いているのが普通で、誰かにカメラを渡して撮ってもらおうとしたときにズームで画角を合わせようとしてくれて、「そのカメラ、ズームできないんです」と何度かお伝えした記憶があります。今はスマートフォンの時代でズームレンズが付いてないのが当たり前ですが、15年前はコンデジにはズームが付いているのが当たり前だったのです。そのうちスマホにズームレンズが搭載されるのが普通になって、単焦点が付いているスマホはGRのようなこだわりのカメラ機能搭載スマホになるかもしれませんね。
立山黒部アルペンルートは北アルプスを横断する山岳観光ルートです。バス、ケーブルカー、ロープウェーを乗り継いで移動するルートで富山側の立山駅から長野側の扇沢までが立山黒部アルペンルートとなっています。一番標高の高い室堂は2400mもあります。真夏でも長袖があると安心です。
富山側から長野側へぬけるコースを通りました。富山地方鉄道に乗って富山駅から立山駅に行く途中に見えた芳見橋。
バスに乗って美女平から室堂まで行く途中の景色。
この写真も室堂へ向かうバスから撮った写真だったような。8月ですが山には残雪がありました。
バスから降りて室堂周辺を探索しました。みくりが池です。
地獄谷に行く道。空の青がちょっとシアンぽくなりすぎていてホワイトバランスがイマイチ。2005年発売のカメラなので失敗するときもあります。
室堂をあとにして大観峰へバスで移動しロープウェーで黒部平へ降りている最中です。
黒部ダムにつきました。
観光放水をしていました。虹がかかっています。
黒部ダムの上を歩いて関電トンネル電気バスの乗り場へ向かいます。
電気バスの終着駅、扇沢です。電気バスなので電車のようにバスの上に電線が通っています。
この時の観光客は日本人が大部分でしたが、今は海外からの観光客が多いと聞きます。登山をすることなく標高2000m以上の場所まで行って北アルプスの絶景を見ることができ、また、黒部ダム建設の大変さを実感することができたりと、おすすめの観光地です。