昨年12月末、α900にMINOLTA AF 35mm F2をつけてお台場にあるトヨタのショールーム MEGA WEBに行ってきました。
MINOLTA AF 35mm F2の初期モデルは1987年発売され、円形絞りとピントリングをゴム製にして若干広くしたNEWモデルが1998年に発売されています。私が所有しているものは初期モデルです。このレンズは人気がなかったのかαがソニーに移管された後、後継モデルが発売されませんでした。中古市場ではあまり見かけません。1985年、αのオートフォーカスレンズ交換式システムが世に出て2年後に発売された初期のオートフォーカスレンズですが、α900でもLA-EA5経由のα7R IVでも問題なく使用できます。
トヨタのショールーム MEGA WEB は昨年末で閉館となりました。コロナ禍の影響もあったでしょうが、ショールームとしての役割を終えたとのことです。MEG WEBの一つ、ヒストリーガレージのビーナルフォート側からの入り口です。
ヒストリーガレージでは昭和40年代前後(1960年代)の街が再現されています。MINOLTA AF 35mm F2の発売日は1987年つまり昭和62年です。昭和のような風景を撮るのにはマッチしているかもしれません。
昔の車だけでなく、古いカメラも展示されています。
HondaのCubです。
1960年台の家屋の再現です。テレビやちゃぶ台、クラシックな自転車、そしてなぜかフラフープがあります。
レンジファインダー式のカメラや二眼レフカメラが置いてあります
昔の電気屋さんです。古いテレビやトースターなどの家電がおいてあります。
ミニカーがいっぱいあります。
MINOLTA AF 35mm F2はオートフォーカスシステム初期のレンズですが、オートフォーカスが迷ったり、フォーカスの位置がズレたりはしません。開放ではかなり周辺光量落ちがします。中心部の解像度はそれなりにありますが、周辺部は絞っても今の高性能レンズのように解像はしません。それでも十分な解像性能はあると思います。周辺光量落ちがドラスティックに生じるので、それを活かした写真を撮ったりするのがよいでしょう。