BESSA-R2Aをぶら下げて映画「男はつらいよ」の舞台で有名な柴又に行ってきました。BESSA-R2Aはコシナ製のレンジファインダー式フィルムカメラで、ライカMマウント用のカメラになります。使用したレンズは同じくコシナ製のBiogon T* 28/2.8 ZMです。このレンズは28mmの広角レンズになります。BESSA-R2Aのブライトフレームは、35mm、50mm、75mm、90mmで28mmはありません。ファインダーの枠全体が28mmに近いのでそれを目安にフレーミングしました。
柴又に訪れたのは3月末でした。桜が満開を過ぎて散りはじめた頃でした。
駅を出てすぐに柴又帝釈天の参道になります。柴又駅を出たすぐのところに寅さんの像がありました。写真を撮りましたが、よい写真になりませんでしたので割愛します。
参道の入り口付近に、柴又ハイカラ横丁、柴又のおもちゃ博物館という建物がありました。一階がハイカラ横丁で、2階がおもちゃ博物館です。一階は昭和な感じの駄菓子屋です。調べてみるとオープンは2004年と比較的最近のようです。
参道を進んでいくと老舗の煎餅屋さんや葛餅屋さんなどが並んでいました。
お団子屋さんもあります。美味しそうです。しかし、食べ歩きはしない主義なので通り過ぎました。
参拝客や観光客を対象とした門前町となっています。
柴又帝釈天が見えてきました。
帝釈堂と呼ばれるお堂です。ここで参拝するようです。柴又帝釈天は日蓮宗のお寺です。3月初旬に都電荒川線で訪れた鬼子母神堂も日蓮宗のお寺でしたね。
柴又帝釈天から数分歩いたところに山本亭という和洋折衷のとても趣のある建物があります。山本工場の創立者である山本栄之助の自宅だったそうです。約100年前の建物のようです。入館料は100円でした。
お茶を飲みながら庭園を眺めることができます。
写真では分かりづらいですがガラスに歪みがあります。昔のガラス(大正ガラス)が使われているようです。
洋間があります。応接室として使われていたそうです。暖炉の左側の木製の戸棚には蓄音機もしくはラジオが入っているように見えました。
黒電話とさらに古い電話があります。
レトロな街や建物を見て歩くのは楽しいですね。