α6400かX-E4か - アルファ・プラスアルファ

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FUJIFILM X-E4, XF16mmF1.4 R WR, CLASSIC Neg.

α7R IVのサブカメラとしてFUJIFILM X-E4とともに候補にあげたのがSONYのα6400でした。2021年発売のX-E4に対して、α6400は2019年発売と２年前のカメラになりますが、いろいろなレビューを見ていると性能は申し分ないようです。αをメインに使っているのでα6400が本命なのですが、FUJIFILMのカメラも使っていたので、その最新カメラであるX-E4も試したかったのです。

SONYには無料のレンタルサービスはないので店頭で試すことになりました（試したのは2021年末です。2022年3月現在は生産停止中で新品では手に入りません）。

オートフォーカス（AF）性能は圧倒的にα6400が優っていました。α6400を試さずともα7R IVのAF性能はわかっているので大体予想できたのですが、α6400の顔/瞳AFの性能はα7R IVと同等で、捉えたら食いついて離さないです。このAFはポートレート撮影で非常に役に立ちます。また追尾してほしい被写体のポイントをボタン押し中に（もしくはLCDでポイントをタッチした後）ずっと追尾してくれるリアルタイムトラッキングもかなり優秀な機能です。

一方、X-E4の顔/瞳AFはα6400に比べるとスムーズではなく不連続に追尾するという感じでした。また途中で見失ってしまう率もα6400より多かったです。さらにX-E4にはリアルタイムトラッキングという非常に便利な機能はないです。

またカスタマイズ可能な物理ボタンはα6400は8つ（レンズのボタンを除く）に対して、X-E4は3つです。α6400のほうが自分にあった機能を物理ボタンに割り当てることができて、操作性を向上させることができます。

決めてとなったのがシグマのEマウント用レンズ 18-50mm F2.8 DC DN（2021年10月末発売）でした。このレンズはAPS-C用、35mm換算27-75mmのF2.8通しズームレンズで、F2.8の標準ズームレンズとしては290 gという驚異的な軽さを実現しています。APS-Cのカメラを買うなら、同時に明るく軽いズームレンズがほしかったので、このレンズの発売がα6400を買う決定打となりました（最近シグマからXマウント用の18-50mm F2.8 DC DNを2022年末に発売予定であると発表されました）。

ざっとまとめると次のような評価になりました。

	α6400	X−E4	コメント
AF	◎	◯	α6400には顔/瞳AFの高い追従性能とリアルタイムトラッキングがある。
操作性	◎	△	α6400の方がカスタマイズ性能が高く使いやすい。
持ちやすさ	◎	◯	α6400の方がグリップがあり持ちやすい。X-E4もグリップはないが持ちにくいほどではない。
質感	◯	◎	フィルムカメラライクなX-E4のほうが総じて質感は高い。α6400はエプロンと軍艦部分は金属であるが背面は樹脂で若干チープ。
重量	◯	◎	X-E4のほうが40 g 軽い。
動画	◎	△	動画も撮るならα6400。

写真はX-E4と広角レンズ XF16mmF1.4 R WRで撮影したものです。FUJIFILMのトライアルサービスでは一度にカメラ１つとレンズ２つをお借りできるので、XF16-55mmF2.8 R LM WRだけでなくXF16mmF1.4 R WRもお借りしました。このレンズは35mm換算24mm、開放F1.4と明るいと広角レンズです。重量375 g、フィルター径 67mmとこれまた大きなレンズです。このくらいまでの大きさがX-E4につけるレンズとしては限界な気がします。

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FUJIFILM X-E4, XF16mmF1.4 R WR, CLASSIC CHROME