アルファ・プラスアルファ

デジタルカメラ(α7C II, α7R IV, α900, etc)とフィルムカメラで撮ってます

皇居東御苑 with α900 & TAMRON SP 35mm F/1.8 Di VC USD

SONY α900TAMRON SP 35mm F/1.8 Di VC USDをつけて皇居東御苑を散歩しました。

TAMRON SP 35mm F/1.8 Di VC USDはフルサイズ一眼レフ用の準広角レンズで、キヤノンEF、ニコンF、ソニーAの3つのマウントで販売されていたので特別なレンズでもないです。しかし、Aマウントとしてはある意味節目のレンズで、同時発売されたTAMRON SP 45mm F/1.8 Di VC USDとともにオートフォーカス対応最後のAマウントレンズとなっています(2023年現在)。キヤノンニコン用は2015年9月発売、ソニーAマウント用は2016年5月発売なので8ヶ月遅れて発売されています。これ以降、オートフォーカスできるAマウントレンズは発売されていません。

Aマウントでの使用が普通ですが、2016年当時、ソニーFEマウント用の35mm F1.8というスペックのレンズはなかったので、マウントアダプターLA-EA4等を経由してミラーレスのα7シリーズで使うという用途もあったのかと思います。現在はFE 35mm F1.8や FE 35mm F.14GMなどの高性能なレンズがあるので、あえてこのレンズを使用する意義は薄れてきているかもしれません。

重量は450gです。単焦点でF1.8の明るさのレンズとしてはちょっと重いです。このレンズの利点は最大撮影倍率が0.4倍でハーフマクロ的に使うことができる点です。

 

α900, TAMRON SP 35mm F/1.8 Di VC USD

α900の光学ファインダーは素晴らしく、日中の風景はまるで肉眼で見ているような透明感です。

 

α900, TAMRON SP 35mm F/1.8 Di VC USD

緑の後ろに大手町のビルがそびえています。Lightroomで歪曲補正をかけていますが、かけなくても問題ない程度に光学的に歪み補正されています。

 

α900, TAMRON SP 35mm F/1.8 Di VC USD

江戸城本丸跡です。

 

α900, TAMRON SP 35mm F/1.8 Di VC USD

α900, TAMRON SP 35mm F/1.8 Di VC USD

紫陽花です。このレンズの欠点は年輪ボケになることですが、年輪ボケが目立たなければ後ろボケは綺麗です。このレンズが活きるのは寄って撮るときかもしれません。焦点距離35mm 開放絞りF1.8のスペックで、このレンズより寄れるレンズはあるのかな。

 

α900, TAMRON SP 35mm F/1.8 Di VC USD

α900, TAMRON SP 35mm F/1.8 Di VC USD

梅林坂です。2月頃には梅の花がたくさん咲くはずです。

 

α900, TAMRON SP 35mm F/1.8 Di VC USD

α900, TAMRON SP 35mm F/1.8 Di VC USD

諏訪の茶屋という建物です。

 

α900, TAMRON SP 35mm F/1.8 Di VC USD

右の紫の花は菖蒲で、奥のピンク色はつつじだと思います。

 

コロナ禍があけて海外からの観光客が増えているためか、皇居東御苑に訪れている人たちは日本人より海外の方のほうがずっと多かったです。