アルファ・プラスアルファ

デジタルカメラ(α7C II, α7R IV, α900, etc)とフィルムカメラで撮ってます

Contax Tでモノクローム

リコーペンタックスからモノクロ専用機 PENTAX K-3 Mark III Monochromeが発売されてモノクロ写真に注目が集まっているようです。レンズ交換式のモノクロ専用デジタルカメラはこれまでライカM モノクロームしかなかったはずです(ライカだからできたのかなと思っていました)。それがミラーレスに主役が移ったあと、「一眼レフ」として発売されたのにはびっくりしました。さすが、ニッチをいくリコーとペンタックスだと思いました。

 

モノクロは全然得意ではないですが、たまにフィルムで撮ったりします。PENTAX K-3 Mark III Monochromeが出たからというわけではないですが、コンパクトフィルムカメラ Contax Tで撮ったモノクロ写真を載せます。

 

六本木の写真3枚。

Contax T, TRI-X 400

Contax T, TRI-X 400

Contax T, TRI-X 400

 

二子玉川の写真3枚。

Contax T, TRI-X 400

Contax T, TRI-X 400

Contax T, TRI-X 400

人形町あたりの写真3枚。

Contax T, NEOPAN 100 ACROS

Contax T, NEOPAN 100 ACROS

Contax T, NEOPAN 100 ACROS

 

PENTAX K-3 Mark III Monochromeは魅力的なカメラですが、残念ながら30万円は私には高すぎて買えない代物です。KマウントやM42マウントのレンズもひとつ持っていないですし。GRシリーズでモノクロ専用機が12, 3万円くらいで発売されれば食指が動くかもとは思います。

しかし、GRシリーズではむずかしいのではないかと予想します。

なぜなら、第一にK-3 Mark IIIとGR IIIではセンサーサイズは同じAPS-Cでも、センサーが異なるからです。同じメーカーで同じ世代ならセンサーの載せ替えは可能ですが、そうでないと基盤から設計し直しになり、かなり厳しいのではないかと思われます。GR IIIはAPS-Cのセンサーが載っているカメラとしてはボディサイズが超小型なので、特殊設計のモノクロセンサーがそれに適合するのかなという疑問もあります。

次に、カラーからモノクロに変更したときの画像処理的なソフトウェアの変更が結構あるはずです。もし、K-3 Mark IIIとGR IIIで同じソフトで画像処理が行われていなかったとしたら、GRのモノクロ用ソフトを作らなければならず、開発リソースをさかなければなりません。

最後に、モノクロGRを販売して商業的に成功するのか疑問です。今でもGRのモノクロは定評があるので、購買層からはGR IIIで十分と見られるのではないかと思われます。

 

私の予想が外れてGR Monochromeなんかが発売されたら本当にびっくりです。リコーは(GXRのような)唯一無二のカメラを作りたがるようなメーカーですので、案外、商品化されるかもしれませんね。